石岳展望台での夕焼けは春霞を味方につけると幻想的な景色が広がる。

石岳展望台での夕焼けは春霞を味方につけると幻想的な景色が広がる。

こんばんは、ゆーです。

今回は九十九島八景の1つである、石岳展望台で夕焼けを見てきたので紹介したいと思います。

同じく九十九島八景の一つ展海峰に関しても紹介していますのでご覧ください。

九十九島八景とは?

九十九島とは長崎県の佐世保市、平戸氏にあるリアス式海岸の群島のことを指します。九十九という名前ですが、実際の島の数は208。

数が多いことを意味しての九十九ということらしいです。

その九十九島の景観が鑑賞できるおススメスポットとして認定されたのが九十九島八景です。

今回はそのうちの1つ石岳展望台を紹介します。

石岳展望台へのアクセス

・佐世保駅から車で約15分

・ 佐世保駅から市営バス、動植物園経由「下船越」行もしくは「展海峰」行きで動植物園前下車 320円、動植物園前から徒歩約15分

バス停から少し歩かないといけませんが、展海峰に比べるとバスの本数も多く、終バスも日の入り後の時間まであるので、便利です。

車で行った場合も駐車場から300mは歩く必要があります。

石岳展望台からの景色・霞

石岳展望台は2つのビュースポットがあります。

1つは海に近くて少し低い場所。私は主にこちらから撮りました。

もう1つは海から少し離れているもののより高い位置にある展望台。

肝心の九十九島の景色は言うまでもなく絶景でした。

こちらは1日目にとった写真。

この日はこの後分厚い雲に覆われて夕焼けは見れませんでした。

ここ石岳展望台はあの有名な映画「ラストサムライ」のロケ地だそうです。

とは言っても私はラストサムライをあまり知らないのですが。映画に疎い私でも名前はよく聞いたことがあります。それだけ日本を代表する景観と認められているということでしょう。

2日連続でリベンジしました。

この日は天気こそ良いものの、春特有の霞みがひどく、全体的に白っぽく、見通しも悪かったです。

少し落胆していたのですが、霞も悪いことばかりではないことがわかりました。霞の日には霞の日にしか撮れない景色があるということです。

こちらは太陽光が雲の隙間などから漏れているわけではなく、はっきりと太陽が見えているのですが、光芒がはっきりと見えています。おそらく霞が太陽光を散乱しているのでしょう。

また海に映る太陽の光も柔らかいものになっています。

こちらは太陽が雲に隠れかかった際の1枚。さらに太陽の光が柔らかいものになり、露出をアンダーぎみに撮るとまるで月明かりのような1枚に。

海面に映る、柔らかな光は霞のない日には撮れなかったと思います。なかなか見ることのできない幻想的な景色に大満足です。

隣にいたよく九十九島を撮るおじさん曰くこんな景色は初めてだそうです。

石岳展望台からの夕焼け

霞がひどいため、夕焼け空もあまり綺麗に焼けないかと思っていましたが、日が沈んでくるにつれて少しずつ色づいてきて、霞もましになってきました。

雲が良い感じに点在してくれています。雲が全くないよりも、点在してくれている夕焼け空のほうが好きです。

地平線付近は分厚い雲があるため日の入りは見ることができませんでした。

雲に沈む直前。太陽は最後であることを分かっているかのように周りの空を真っ赤に色づかせて沈んでいきました。

太陽が沈んだら、お気に入りの時間マジックアワーの始まりです。

太陽が沈むと、他の観光客たちはだいたい帰ってしまうので、絶景を一人占めしている気分になるので優越感にも浸れます。

誰もいないので、珍しく自分自身も入れて写真を撮ってしまいました。

石岳展望台からの夕焼けタイムラプス

石岳展望台からのタイムラプスをご覧ください。

初めの2つは青空を撮影したもの。

夕暮れ時のを1つ、日の入り後のマジックアワーを撮影したものを1つです。

石岳展望台での夕焼け撮影時の注意点

撮影場所は狭い。

石岳展望台はそこまで混雑するわけではないのですが、展望台自体はかなり小さいです。夕焼けの時間帯になるとそれなりに多くの方は訪れるので、三脚を構えて写真を撮りたい場合は早めに行って場所をとっておいたほうが安心です。

・平日は遊覧船が少ない

これははっきりとした情報源があるわけではないのですが、体験談としてあります。祝日と平日2日連続で訪れたのですが、祝日には遊覧船が一定時間ごとに通っていましたが、平日は遊覧船は一度も動かず、ボートが時々通る程度でした。

遊覧船のほうが、大きくてアクセントになるので、そのあたりも考慮して訪れる日を考えることも必要かもしれません。

まとめ

石岳展望台には長崎を代表する絶景、日本を代表する絶景として恥じない、素晴らしい景色があると感じました。

2日連続で訪れましたが、当然同じ景色の日はなく、空は毎日表情を変えます。

一期一会の出会いです。

ちなみにここで出会ったおじさんは写真クラブに所属しているらしいですが、60~80代の方が中心ですが、皆バリバリPhotoshopを使いこなしているようです。

Photoshopは機能多すぎて、放置している自分が恥ずかしくなりました。少しずつ勉強していこうと思います。

次は空気の澄んでいるであろう冬の夕焼けなども見に行きたいと思いました。