サムエルコッキング苑展望灯台「江ノ島シーキャンドル」から夕焼けを見る。
しばらく江ノ島を訪れていませんでしたが、2019年の年末にイルミネーションを見るついでにサムエルコッキング苑の展望台に登り、夕焼けを見てきました。
サムエルコッキング苑とは?
江ノ島内にある植物園。その変わった名前は明治時代の英国人貿易商「サムエル・コッキング」から来ているとのこと。植物園の中に江ノ島のランドマークでもある展望灯台「江ノ島シーキャンドル」があります。
営業時間:9:00~20:00 (最終入場 19:30)
入場料:
江ノ島シーキャンドル(展望灯台):大人1名500円
江ノ島サムエルコッキング苑:大人一枚200円
江ノ島エスカー:360円
江ノ島シーキャンドルセット:大人1名800円
その他詳細は公式HPを参考にしてください。
サムエルコッキング苑までのアクセス
小田急「片瀬江ノ島駅」から徒歩20分、江ノ島電鉄「江ノ島駅」から徒歩25分。
サムエルコッキング苑は江ノ島の奥の方にあるため、江ノ島入り口から徒歩15分ほどかかります。
階段を上るのが大変な方は江ノ島エスカレーター「エスカー」に乗ればほとんど歩かずにサムエルコッキング苑までたどり着けます。エスカーを使う場合は、エスカー、サムエルコッキング苑、シーキャンドルがせっとになった上記のシーキャンドルセット800円がお得なので、おススメです。
但し、帰りは歩き飲みで階段を下りないといけないので、ご注意ください。
展望灯台シーキャンドルからの夕焼け
サムエルコッキング苑の中にある展望灯台が「江ノ島シーキャンドル」です。
到着した際には既に太陽が低い位置まで下がっており、空がオレンジ色に色づいていました。展望台は屋内展望台とその1階上に屋外展望台があります。
屋内展望台は混んでいたので、迷わず屋外展望台へ。既に周よりも一際高い場所に位置しているので、周囲を見渡すことが可能です。
冬ということで空気が澄んでいるため、シーキャンドルからが富士山ががかなりはっきりと見ることができます。
富士山の稜線上にうっすらとキリ?霜?のようなものができています。寒い証拠でしょう。
展望台は予想以上に小さく、1周するのに20秒ぐらいあれば1周できてしまう大きさです。
この日は気温もかなり低く、おまけに風がめちゃめちゃ強かったです帽子などをかぶっていたら、飛ばされそうなほどでした。ただ、そのおかげで屋外展望台は比較的空いていました。夕焼けスポットともなるとかなり前から人が集まり出しますが、ここはギリギリに行っても十分夕焼け鑑賞できる混雑具合でした。
多くの人が寒さ対策でフードをかぶっていました。冬に行く場合は寒さ対策をしっかりしていく必要があります。夕焼けのシルエット写真はやっぱりお気に入りです。
どんな人なのか、どんな表情をしているのかは分からない。それでもその姿勢、輪郭からどんな気分なのかが分かり、そこに映る人々がどんな関係性なのか、そんなことが何となく分かるものです。そんなことを1人で予想して考える時間は楽しいです。、、、暇人による、暇を持て余した遊びと言われればそれまでですが。笑
日の入が近づいてきました。季節によると思いますが、日の入りは富士山の左側に沈んでいきます。右に見える高い山が富士山になります。下の写真は14mmの超広角で撮っているので、富士山がかなり小さく見えていますが、実際はもう少し近く感じます。
超広角14mmでもう一枚。北西側の平塚市の方面、こちらも夕日を受けて街が少し物寂しいような色味で輝きます。
この日は雲が少なく、少し物足りない夕焼けになりそうでしたが、日の入りの太陽の真上にある小さな雲が夕焼けの光を受けて黄金色に輝いていました。
地平線近くなってから、日の入りまでは本当にあっという間です。
夕焼け色に色づいた富士山もとても美しいです。これは200mmの望遠レンズです。200mmまであるとちょうど画面いっぱいに富士山を収めることができます。
こちらは焦点距離85mm。個人的にはこれくらいの構図が一番好きです。これにあともう少し雲が点在して、赤く染まってくれていれば、理想的な景色でした。
南側には遠くに大島が見えています。この展望台に何度か来ている人の話では、大島は結構見れないことが多いそうです。空気が澄んでいる冬に寒さを我慢して訪れたご褒美でしょう。日が沈んだ直後のより色が濃くなった夕焼け空が素晴らしいです。
地平線のすぐ傍にも雲が点在しています。ぱっと見小さな島が点在しているのかと思いました。
江ノ島シーキャンドルでの夕焼け撮影時の注意点
強風に注意
海沿いのため、風が強いことが多いです。飛ばされてしまう恐れのあるものはカバンなどに入れるなどして対策しましょう。
寒さ対策
上述の風が強いことに関係して、冬場はかなりの冷え込みになります。寒いと写真を撮る気力も奪われていくので、しっかりと対策していきましょう。おススメはフードとネックウォーマー。
望遠レンズは持っていくべき
展望灯台から見る景色でやっぱり一番撮りたくなるのは富士山のはず。富士山を大きく映すには望遠レンズが必要です。少なくとも焦点距離85mm以上は欲しいところです。
混雑具合は比較的空いている
この日は日没からイルミネーションがあったので、日没後に展望台からイルミネーションを見下ろしたいという人が多かったことも影響していそうですが、私が夕焼けをみるために訪れた際は特に並ぶこともなくすんなり入ることができ、空いていました。
富士山はしっかり見える、但し日の入りとは重ならない。
冬の空気が澄んだ日は富士山をはっきりと見ることができます。但し、季節によって変わるとは思いますが、冬は日の入の位置が富士山とは少しずれてしまっています。日の入りの太陽と富士山を重ねて撮るというのは難しそうです。
まとめ
江ノ島のランドマークである展望灯台「シーキャンドル」。そこから見る夕焼けは周囲を360度見渡すことができ、偉大な富士山をはっきりと見ることが美しかったです。
ただ、個人的には江ノ島からみる夕焼けよりも、江ノ島と夕焼けの写真を撮る方が好きかなと思いました。富士山以外の被写体がなかなか見つからないので。
江ノ島周辺の夕焼けスポットは他にも紹介していますので、そちらも参考にして見てください。
- < class="aperture">Aperture:ƒ/4< class="focal_length">Focal length:85mm< class="iso">ISO:100< class="shutter_speed">Shutter speed:1/400s
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