千葉の穴場夕焼けスポット、茜浜緑地,関東の富士見百景。アクセス、注意点等を紹介。

千葉の穴場夕焼けスポット、茜浜緑地,関東の富士見百景。アクセス、注意点等を紹介。

こんばんは、ゆーです。今回は千葉の幕張ビーチ花火フェスタに行った際に偶然にもびっくりするぐらい綺麗な夕陽をみることはできたので、紹介します。まさか千葉の幕張から素晴らしいスカイツリーの夕焼けが見えるとは思いもしませんでした。

幕張花火自体は別の記事で紹介していますので、そちらもご覧ください。

茜浜緑地(関東の富士見百景)までのアクセス

今回紹介するのは上に記載の通り、google mapの地名としては「関東の富士見百景」となっています。が、実際は茜浜緑地の端にある「茜浜緑道」という場所で関東の富士見百景の1つとなっています。

アクセスとしてはJR新習志野駅から徒歩30分くらいです。少し遠いですね。茜浜緑地からは海沿いの堤防の傍を歩きます。海風が気持ちいいですが、波が高いと潮が飛んでくることもあります。

茜浜緑地(関東の富士見百景)からの夕焼け

色づくまで

目的地についたのは18:30。この日の日の入りは18:50。あまり時間はありません。この日は上空の雲がほとんどなく、夕焼けとしては少し物足りない雰囲気でした。そして地平線付近には長い雲があるため、日の入りは厳しそうでした。

この写真は東京方面を24mmで撮った写真。かなり遠いですね。目で見てもかなり遠いので、広角で撮ってしまうと遠くに見えているのが何なのか分からない。。。

こちらは70mm。70mmになると東京スカイツリーが見えます。やはり、東京の中でも一際存在感を放っています。あっという間に太陽が雲に隠れてしまいました。

それでも雲に覆われた太陽が最後の力を振り絞って綺麗な光を放っています。そこへ飛び込んでいく飛行機がまた良い。

こちらは200mmの写真。EF70-200mm F2.8L IS ⅡUSMのテレ端で撮るとようやくスカイツリーは主役として、大きく映ってくれます。望遠レンズを持ってきていて正解でした。

分厚い雲に隠れてしまったので、諦めて花火撮影の準備を始めました。そう、この日は幕張ビーチ花火フェスタの日。そもそもの目的は花火でした。

スカイツリーに重なる夕焼け

と思いきや、再び太陽が顔を出してくれました。しかもめちゃめちゃ赤みを帯びている!!気づかなかったけど、水平線近くはまた雲がなくなっていたみたい。一度諦めただけに再び太陽が現れてくれて感動です。急いでタイムラプスを撮ろうと思い準備を始めました。

しかも!!!その太陽の位置が東京スカイツリーに見事に重なっています。このぐらい太陽が下がってくると、太陽の動きは非常に早く、シャッターチャンスはかなり限られています。その限られた時間の中、私は考えました。ここまで綺麗にスカイツリーと重なるのであれば、もっと大きく撮りたい。

そう、私にはもう1段階望遠で撮る方法が残されている。実は古いカメラのkiss x7を持ってきていたのです。APC-Sの焦点距離1.6倍が使えます。正直EOS6Dで撮ってトリミングするのと、kiss x7で焦点距離約320mmで撮るの、どっちが綺麗に撮れるのか正確には分かりません。いつかちゃんと調べようと思います。

しかしその刻一刻と動いていく太陽を見ながら、とっさの判断で、kiss x7で撮ったほうが良いという選択をしました。慌ててレンズを交換してとにかくシャッターを切りました。明るくしようとして、ブレるというのだけは避けたかったので、露出をマイナス気味で連射しました。

結果、びっくりするぐらい大満足です。

日の入直前で太陽の形もはっきりとしており、スカイツリーとシンクロして、後ろから照らし出してくれました。たくさんの夕焼けを見てきましたが、かなり上位に入る美しい夕焼けです。

縦構図でもたくさん撮りました。本当に太陽の動きは早く、連射していても一枚一枚少しずつ太陽とスカイツリーの重なり方が変わっていきます。

スカイツリーに当たる光の強さが変わるため、少しずれたのも素敵な写真になります。

今度こそ本当におしまい。スカイツリーの真横に静かに沈んでいきました。束の間の絶景でした。

日の入後

もちろん、沈んだ後もまだまだ撮りますが。

こちらは再びEOS6Dに戻して200mmで撮った写真。太陽が沈んだ後、少ししたくらいが一番空が赤く染まります。この日は特に真っ赤に染まりました。少し不気味さを覚えるような赤い空でした。

富士山も見える

日の入のマジックアワーを満喫して、終わろうとしてとき、最後に富士山が見えました。

それまでは見えなかったのですが、日が沈み暗くなりはじめると遠くに小さくぼんやりとですが、富士山が見えました。まさか千葉見れるとは思っていなかったので、驚きです。

よく神奈川の江ノ島周辺から写真を撮ることが多いのですが、その時も太陽が沈んでから富士山が見えるようになったことが何度もあります。どういう原理なのか気になる。。。

太陽があるうちは空気中の塵が太陽の光を受けて反射してしまって視界が悪くなるとかでしょうか。日が沈むと塵があっても反射する太陽光がないため、澄んで見えるとか。あくまでも予想です。書きながらぱっと思い浮かんだだけなので詳細は知りません。どこかでしっかり調べてまとめたいとは思います。

茜浜緑地(関東の富士見百景)で夕焼け撮影時の注意点

・望遠レンズは必須。

やはり茜浜緑地から夕焼けを見るなら、スカイツリーを主役としてとることになると思います。そうなると望遠レンズは必要不可欠です。正直200mmでも少し物足りないです。300mmは欲しいところ、それ以上あるとなお安心といったところでしょう。

・風、波対策も必要

海のすぐそばなので風は比較的強いです。風が強くて波が高いと、写真を撮っている場所にも潮のしぶきが少し飛んでくることもありました。潮に関してはタオルなどで覆っておくなどが安心かもしれません。風に対しては三脚を立ててしっかり固定した上で撮影するのが良いでしょう。

まとめ

幕張ビーチ花火フェスタを見に訪れた茜浜緑道。にもかかわらず、偶然にも素晴らしい夕焼けを見ることができました。まさか千葉からスカイツリーが見えるなんてという驚きがより感動を呼び起こしてくれました。

周りに人もほとんどいなく、穴場スポットと言えます。デートなどにも最高だと思います。歩かないといけないのでアクセスは少し大変ですが。それでも歩くだけの価値は十分にあります。

ちなみにこの後の花火も最高でした。