西表島の干潮時はマングローブの絶景が姿を見せる。
沖縄といえばエメラルドグリーンの海、コバルトブルーの海と評され、やはり海の綺麗さが最大の魅力となっています。
西表島も例外ではありません。天気の良い日に見る西表島からの海の景色はまさに絶景です。
但し、海には潮の満ち引きがあります。干潮時は潮が引いてしまうため、海底が見えてしまうため、沖縄の海の青さの美しさは半減してしまいます。
しかし、西表島では干潮時には干潮時にしかみることのできないマングローブ絶景を楽しむことができます。
西表島といえばマングローブ
西表島といえばマングローブを、マングローブといえば西表島をイメージする方も少なくないと思います。
ところでマングローブとは何のことか知っていますか?マングローブという固有名称の木ではありません。
マングローブとは熱帯や亜熱帯地域の淡水と海水が混ざり合う場所に生息する、常緑植物の総称です。
上の写真は西表島を流れる浦内川ですが、これらの木々もマングローブです。ただ、明確にどこまでが、マングローブなのかは私も分かっていません。小さな山のようになっている場所がありますが、あのあたりは海水は来ないと思いますがマングローブと呼んでよいのでしょうか?おそらく土壌としては海水と淡水が混ざってるはずなので、たぶんマングローブでしょう。詳しい方がいれば教えてください。
西表島の干潮時はマングローブの根本が見れる
干潮が近づいてくると美しい海の水が引いていき、海底が姿を現し始めます。少しずつ姿を変えていく様は地球が生きていることを感じさせます。
ちょこんと、たった1本の小さなマングローブ。通常潮が満ちていると絶対にみることのできないマングローブの赤ちゃんです。かわいいです。小さくても立派に立っています。
根っこをみると本当に不思議な形をしています。植物の通常根っこ部分はなかなか見ることができないので、非常に貴重な景色です。海の波や風にさらされてもこのようにしっかりと根を張ることで流されてしまうことがないのですね。
このあたりももともとは海水により隠れていた場所です。なんだか木々の普段隠している裸を見ているような気分で不思議な気持ちになります。
木々の隙間から遠くに見える海を眺めるのもまた一興。
まとめ
西表島には海水と淡水の混じった環境で生育するマングローブが多く植生しています。そんなマングローブは普段は海水に根本を隠していますが、干潮時にはその姿の全貌をあらわにします。
干潮時には綺麗な海が見れないと嘆くのではなく、干潮時にしか見ることのできない絶景を楽しみましょう。
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