GoToトラベルに制限・条件変更あり。どの予約サイトなら制限なしで予約可能?

GoToトラベルに制限・条件変更あり。どの予約サイトなら制限なしで予約可能?

※10/13更新

各サイトでのGoToトラベル割引制限は10/13に解除され、元通りの割引が適用されることとなりました。

昨日11月の連休の旅行の予定を立てようとして 楽天トラベルのアプリを開いたところ、こんな表示が出てきました。GoToトラベルの条件に変更があり、制限がついたとのこと。

どの予約サイトで制限がかかり、どこなら制限なしで予約可能なのか。

10月から東京が対象エリアとして追加されこれからさらに旅行を検討する人が増えてくるというこのタイミングでなぜこんなことが起きているのかをまとめました。

GotTo トラベルキャンペーンの概要

GoToトラベルの概要は大体の方が知っていると思うので、簡単に。

宿泊代:1人1泊最大35%OFF(割引は1人1泊あたり最大14000円まで)

地域共通クーポン:旅行代金の15%相当額を地域胸中クーポンとして配布(1人1泊最大6000円まで)

詳しくは公式HPをご覧ください。

GoToトラベル公式HP

予約サイトのGoToトラベル制限の有無一覧

一番気になるであろう「どこの予約サイトなら今まで通りGoToトラベルの割引が適用された状態で予約できるのか?」に関しては以下を参照ください。(2020.10.11時点)

※但し、状況は変わっていくと思われるので最新情報は各公式HPをチェックしてみてください。

※スマホだと見にくかったので画像も添付しています。

旅行予約サイト GoToトラベルの
条件変更・制限の有無
備考
楽天トラベル あり 1会員あたりの利用上限枚数は、1枚
(国内宿泊:1予約1部屋、国内ツアー:1予約)まで
じゃらん あり 1人1泊あたり最大3500円の割引
Yahoo!トラベル あり 1人1泊あたり最大3500円の割引
一休.com あり 1人1泊あたり最大3500円の割引
Ozmall あり

一部エリアの割引販売中止(千葉、岐阜、福井、静岡、愛知、三重)

JR東海ツアーズ あり

京都・奈良・滋賀・和歌山・兵庫および四国4県への旅行には割引適用されず。

大阪は割引適用あり。

dトラベル あり 一時販売終了
JTB なし  
HIS なし  
阪急交通社 なし  
日本旅行 なし  
近畿日本ツーリスト なし  
エアトリ なし  
ANAトラベラーズ なし  
Agoda なし  
Expedia なし  
るるぶ なし  
Booking.com なし  
クラブツーリズム なし  
Trip.com なし  

現状私が確認をしている中で、制限がかかっているのは、「楽天トラベル」「じゃらん」「Yahooトラベル」「一休.com」「OZmall」「JR東海ツアーズ」「dトラベル」の7サイトでした。

調べてみると案外制限のかかっていないサイトが多かったです。すぐに予約したい人は制限、条件変更のないサイトから予約しましょう。

制限がかかっているのは楽天トラベルやじゃらんなど多くの人が宿泊施設を探すときに検索をかけるサイトではないでしょうか。

余談ですが、一覧にして気付きましたが宿泊予約サイトってかなりの数がありますね。

なぜこんなことが起きているのかを次で述べます。

GoToトラベル条件変更・制限の原因は給付額の枠にあり

なぜ予約サイトによって制限がかかっているところと、通常通りの割引が適用されるところがあるのかというと、それぞれの会社に給付される補助金の枠が決まっているからです。

会社によってGoToトラベルの割引に使用できる金額が決まっているということです。つまりはじめに決められていた枠分の割引額をすでに使い切ってしまった、もしくは使い切りそうな会社は割引を制限せざるを得ない状況になっているということです。

確かに各社のGOTOトラベルキャンペーンのページを見てみると、予告なく終了する場合がある、一定数に達すると終了します、等と書かれていました。

制限のかかっている会社を見ると、楽天トラベルやじゃらんなど、個人旅行向けの宿泊施設に特化した人気サイトが制限されている傾向にあります。

それはコロナウィルスの影響でツアーや団体旅行などよりも宿泊施設や観光地を自分たちで決める個人旅行を選ぶ人が多くなっていることが関係していると言えます。

大手旅行代理店といえばJTBやHISをイメージする方が多いと思います。当然こちらでも宿泊のみの予約はできますが、まだまだツアーのイメージを持っている方が多いのも影響していそうです。

GoToトラベルの給付金額の枠はどうやって決まっている?

では各社で振分けられている給付金の枠はどのようにして振り分けられているのでしょうか?

基本的には団体旅行やパッケージ旅行なども含めた前年の売上実績から配分を決定しています。

それでいくと楽天トラベルやじゃらんは宿泊予約サイトとしては最大手なので、それなりの枠が与えられていそうですが、GoToトラベルキャンペーンでより予約が集中したと言えそうです。

GOTOトラベルの制限はずっと続くのか?

結論から言うと、一定期間待てば制限は解除されると考えます。

1兆円3500億円の予算を前年度の実績だけで、全て配分を決めてしまうとは考えにくいです。

またそもそも9月までの2か月の段階で割引支援額は約735億円。当初の想定としては1か月で2000億円の想定とのことで、1/5程度しか利用されていないとのこと。 (参考:Yahooニュース記事)

これらを考えるとまだ予算としては十分に余っているはずなので、販売状況によって給付金枠の増加が行われると思います。

実際OZmallでは給付金の増加の申請を行っているとの記載がありました。

引用:OZmall公式HP

宿泊施設の満席、売り切れなどを懸念してすぐに予約したい方は上記の通常通りの割引が適用される予約サイトを利用しての予約を検討することをオススメします。

またどうしても楽天トラベルやじゃらんで予約したいと言う方はもうしばらく待ってみましょう。基本そんな方はいないと思います。安い方サイトがあればそちらを選ぶ方がほとんどだと思います。

だとすれば制限かかっているサイトはすぐにでも給付金を増やしてもらうよう政府に働きかけているはずです。

制限のせいで旅行自体の検討をやめてしまう人も少なからずいるはずです。政府としてもそのような事態は避けたいはずなので、早いタイミングで対処されるのではと思います。

※10/13更新

各サイトでのGoToトラベル割引制限は10/13に解除され、元通りの割引が適用されることとなりました。

まとめ

突如GOTOトラベルの予約サイトでも給付金額の条件変更、制限がかかり焦った方も多いと思います。

政府の1兆3500億円という巨額の予算とその方針を考えれば今後ずっとこの制限が続くということはないと思います。

焦って割引額に制限がかかった状態で予約してしまうのではなく、通常通りの割引が適用される予約サイトで予約するようにしましょう。

そのうち制限が解除されると思います。