幕張ビーチ花火フェスタ2019を望遠で撮る。穴場「茜浜緑地」のアクセス、トイレ、混雑状況を紹介。

幕張ビーチ花火フェスタ2019を望遠で撮る。穴場「茜浜緑地」のアクセス、トイレ、混雑状況を紹介。

こんばんは、ゆーです。

今回は千葉県の幕張海浜公園で行われた幕張ビーチ花火フェスタを見に行ってきたので、紹介したいと思います。

周りにほとんど人のいない穴場で撮影することができたので、めちゃめちゃおススメです。

ネットに記事を出すと穴場じゃなくなることも考えましたが、どうせ誰かしらが出して、有名になりそうなので、紹介しちゃいます。

最後まで読んでいただければ、穴場をさらに詳しくわかると思います。

幕張ビーチ花火フェスタ2019の概要

日時:2019年8月3日(土) 19:30~20:30

会場:幕張海浜公園

アクセス:JR京葉線「海浜幕張駅」より徒歩15~20分

打ち上げ数:23000発

人出:約30万人

23000発と関東圏ではトップレベルに多い打ち上げ数にも関わらず、人出は30万人とそこまで多くはありません。

私が先日初めて行った都内の花火、隅田川花火大会は2万発で約100万人、また同じ日に開催された江戸川区花火大会は14000発で約90万人。いかに都内の花火が混雑しているかが分かります。

もともとは江戸川区花火大会に行こうとしていましたが、上記の情報を見て少し遠いですが、幕張花火に向かうこととしました。

穴場の茜浜緑地までのアクセス

今回穴場として紹介するのは、茜浜緑地です。

アクセス:JR新習志野駅から徒歩で25分

アクセスは少し悪いというのも穴場の特徴でしょう。真夏の暑い中25分も歩くのはなかなか大変なため、人が少ないのかもしれません。

ちなみにじゃらんには徒歩13分と記載されておりましたが、Google mapでは徒歩25分でした。実際歩いたのは20分くらいだったでしょうか。

私にとって徒歩20分程度は短い部類のため何の問題にもなりませんでした。

茜浜緑地での場所取り状況

私は新習志野駅についたのは17:30。準備に手こずったり、電車で寝過ごして海浜幕張駅まで行って折り返したりしたので、予定より遅くなってしまいました。

海浜幕張駅は当たり前ですが、花火大会特有の大混雑になっていました。しかし、新習志野駅は全く違いました。普通の日常が流れていました。

茜浜へ歩く道中ですが、合っているのかのすごく不安になりました。なぜなら人がほとんどいないからです。普通花火の鑑賞スポットなら大勢の人が歩いていると思うのですが、私の歩いた時間帯は茜浜緑地に向かう人が前後に誰も見えませんでした。

何はともあれ、茜浜緑地へ到着。時刻は18:00.

到着して驚きました。海沿いに視界を遮るものもなく広々と広がる芝生。にも関わらず、ほとんど人がいませんでした。

少なすぎてほんとに不思議でした。警備員の方は複数立っていて、壁は簡単に登れる高さでしたが、花火鑑賞の安全確保のため、近づけないようテープが張られていました。

東京の花火なら1時間半前はかなりの混雑なので、幕張を選んで正解でした。逆にこんなに人が少なくて大丈夫なのかと不安になるほどでした。

実際に見てはいないですがこのあたりであれば、焦点距離70mmもあれば十分撮れると思います。テープで近づけませんが、芝生は少し高くなっているので、問題はないと思います。花火の方向の写真はこちら。

あまりに空いていて、場所取りする必要もなさそうなので、もう少し奥のほうまで行ってみることに。するとしばらく歩くと、テープがなくなりました。

壁?堤防?の上に登って歩いている人が見えます。こういうところはついつい歩きたくなりますよね。

花火からだいぶ距離が出てくるので、このあたりには人が来ないという予想なのでしょう。私としては新しく買った大三元レンズEF70-200mm F2.8 IS Ⅱ USMを使いたいのでむしろもっと離れたいくらいだったので、ちょうど良かったです。

穴場の中の穴場「関東の富士見百景(茜浜緑道)」

今回本当に紹介したかったのは茜浜緑地の先端まで行った関東の富士見百景です。google mapでは関東の富士見百景と記載されているのですが、石碑には地点名として「茜浜緑道」と記載されていました。普通に考えて富士見百景は地名ではないと思うので、Googleの誤記なのでしょうか。

先ほどのテープがなくなってからさらに先へと進んだ一番端にあります。まぁ正直ここまで来なくてもいいのですが。上記のテープのなくなるエリアから先は花火開始直前でもほとんど人がいない状態でした。

ひっそりと、石碑がありました。これに気づく人がどれだけいるのだろうか。この先端からは名前の通り空気が澄んでいる日には富士山が見えるそうです。右手に東京、左手に千葉が遠くに見えます。

ここでたまたま見た夕焼けがびっくりするぐらい綺麗でした。詳細はまた別の記事で紹介したいと思います。

ここで花火見ていたのは、他に高校生らしきグループ、男性が2人ほどのみでした。

ちなみにこの日は各地で花火大会が行われており、この富士見百景の場所からは幕張ビーチ花火フェスタ以外に4つも花火大会が見えました。

おそらくですが、江戸川区花火、板橋区花火、ディズニーランド、あとひとつは分かりませんでした。ただ、いずれもめちゃめちゃ小さいです。江戸川区花火のみは音も聞こえ、遠くではありますが、しっかり見えました。

それ以外はよく見ないと花火と気づかないレベルでした。

つまりこの日私は5個も花火大会を見ることができました。非常に贅沢でした。

茜浜緑地からの望遠花火写真

茜浜緑地の先端、関東富士見百景から撮った絶景写真をご覧ください。

他所トリミングしたものもありますが、焦点距離は100-150mmぐらいで撮りました。200mmまで行くと、大きくて高い花火などはフレームからはみ出してしまいました。

始めは打ち上げ場所が分からなかったのですが、上の写真の右にある一番高い建物がアパホテルですが、そのすぐ右側あたりから打ち上げられます。

見せたい写真はたくさんあるのですが、きりがないので、厳選して紹介します。

一発撮り

まずは合成なしの一発撮りから。

アパホテルに花火が反射して色づいているのも非常に綺麗です。

時折斜めに打ち上げられる花火もありました。斜めというかほぼ横に飛んでいくので、近くにいる人からしたら怖いくらいかと思います。いずれにせよ幅が広がるとさらに美しいです。

大きな花火は、高く打ちあがるため、縦構図にしないと入り切りません。

比較明合成

続いては1発撮りでは寂しかったため、2枚を比較明合成したものになります。

やはり、2枚重ねると単純に映り込む花火の数が増えるため、豪華な写真に仕上がります。

下の方に映る建物と比較するといかに高く打ち上げられているのかが分かります。

トイレ、自動販売機は?

花火鑑賞スポットには欠かせないトイレと自動販売機ですが、ぱっと見渡した限りはありませんでした。見落としている可能性もありますが。

当然のごとく、屋台などはありません。

飲み物や、トイレは事前に新習志野駅で済ませてから向かうことをお勧めします。

このあたりも、人が少なかった要因かもしれません。

茜浜緑地での花火撮影時の注意点

・中望遠・望遠レンズは必須

しっかり見ることができるとはいえ、ある程度の距離はありますので、広角だけではだめで望遠レンズは必須です。

ただし、そこまで焦点距離が長いものである必要はありません。茜浜緑地の近場で撮るなら70mmもいらないくらいかも。50mmで十分ぐらい。

一方で富士見百景のある遠くまで行くなら105mm以上あるほうが良いと思います。

・三脚なものを

場所は海沿いのため、風が比較的強いです。風に吹かれても倒れないブレない、三脚が必要です。私の三脚もそれなりに頑丈なはずですが、よく見ると花火の線がぶれているのが結構たくさんありました。

・トイレ・飲み物などは新習志野駅で済ませる。

上述の通り、トイレ、自販はないので、ご注意ください。

・会場のアナウンスは聞こえない

おそらく会場では何かしらのアナウンスがあるはずですが、茜浜緑地では何も聞こえません。突然始まります。一方で花火の音に関してはしっかり聞こえます。

時間差はありますが、大きな音が聞こえるので、花火の臨場感もそれなりに楽しむことができます。

追記:フォトコンテスト最優秀賞

今回の幕張花火での写真をインスタグラムで開催されていた幕張花火のフォトコンテストに応募していたところ、私の写真が最優秀賞に選ばれました。フォトコンテスト自体の規模は小さいですが、それでもこういった形で賞をもらえたのは初めてなので、非常に嬉しいです。

賞に選ばれたの写真はこちら。

この写真は来年度の幕張花火開催の際のPRに使用してもらえるようです。これは来年も参戦するしかないですね。来年度も連続で賞を狙いに行きます。狙いにいってとれるものではないと思いますが。

まとめ

千葉県幕張海浜公園で行われた幕張ビーチ花火フェスタ。

23000発という大規模の花火大会を茜浜緑地であれば、混雑を避けて写真撮影に集中することができます。

なぜあんなに空いていたのか不思議なくらいです。

来年から人気が出て混雑になるかもしれませんが。