美ヶ原高原で雲海、日の出のコラボ。アクセス、写真撮影時の注意点など。

美ヶ原高原で雲海、日の出のコラボ。アクセス、写真撮影時の注意点など。

こんばんは、ゆーです。今回は長野県有数の日の出スポット美ヶ原高原で見事なまでの雲海とそこから登る太陽を拝むことができたので紹介したいと思います。

この記事は同じ美ヶ原高原の美しの塔で天の川を見てきた以下の記事の続きになります。こちらもよければのぞいてみてください。

美ヶ原高原(道の駅美ヶ原高原)へのアクセス

・岡谷ICから約70分

一口に美ヶ原高原と言っても、比較的広いエリアを指しているのですが、今回私が日の出鑑賞場所として選んだのは道の駅美ヶ原高原です。ここは道の駅とすぐ隣に美ヶ原高原美術館があります。ありますこんな標高が高いところに美術館があるのに驚きました。

失礼ではありますが、こんなところまで来てわざわざ美術館に行く人がいるのでしょうか。

美ヶ原高原(道の駅美ヶ原高原)の駐車場

道の駅美ヶ原高原の駐車場はかなり広いです。下の写真で見えているのは一部で奥のほうにも駐車すスペースはあります。おそらく100台は停めれるでしょう。こんな標高の高いところに道の駅があることにも驚きですが、こんな広い駐車場があることにも驚きです。そんなに必要でしょうか。

美ヶ原高原のおすすめ日の出スポット

2021年11月時点でこちらのスポットは工事中により立ち入り禁止となっていました。現時点でどうなっているかはじっかりと確認して、ルールを守って鑑賞してください。

あたり一面雲海は見えていますが、どこから見るかで少しずつ見え方が変わってきます。個人的に日の出を見る際におすすめのポイントを紹介します。

良い写真がなく、文字だけだと説明が難しいため先ほどの写真を用います。

駐車場に停めている人の多くは駐車場の目の前にある広いスペースから見ます。ここからでも十分雲海は見れるのですが、日の出は少し見づらいです。というのも東の方角は上の写真で右側。すなわちここから日の出を見ようと思うと、道の駅の建物やテラスが邪魔して見えにくくしてしまっています。

そのためおススメなのは、道の駅の建物の東側、つまり建物の裏側に回ると遮る建物がなくなって広々と見ることができます。アクセスとしては一度駐車場から出て、外を回っていく必要があります。しかも裏側には気づいている人も少ないため、穴場スポットとなっています。

美ヶ原高原での雲海からの日の出

雲海の日の出

この日は午前4時ごろまで美しの塔で星空撮影を行い、30分だけ仮眠をとって場所を道の駅美ヶ原高原に移しました。さすがに睡眠時間30分ではしんどく眠気が襲ってきていました。この日の日の出時間は5時21分でしたが、すでに空が明るくなり始めていました。

しかし、道の駅に近づき辺りを見渡した瞬間眠気は一瞬で吹き飛び、興奮を覚えました。辺り一面が雲海に包まれているのです。ここまで完璧な雲海は初めて見ました。

車の中からこの景色を見て慌てて車を停めて写真が撮れる場所を探しました。早くしないと太陽が出てきてしまうという焦りから、駐車がかなり荒くなってしま師いました。見渡す限りひたすら雲海です。どこか異世界に紛れ込んだのではないかと錯覚するほどです。

空が明るくなるにつれて雲海も明るくなっていき、その幻想的な雰囲気が増していきます。

どう見てもモコモコしているように見えます。どうみてもフワフワしているように見えます。このモコモコがゆっくりと動いているさまは本当に不思議な光景です。

ついにご来光です。一段と強い光になります。写真にすると太陽を中心にぼんやりと丸くオレンジ色に光って幻想的な写真になりました。

雲海に反射する太陽の光が美しく輝いています。なぜだかは分かりませんは、日の出の朝日は普段見る太陽の光とは違って、活力を与えてくれるエネルギーにあふれた光を放ちます。

睡眠時間30分とは思えないほど、覚醒していて夢中でシャッターを切りました。

朝日を受けて輝く美ヶ原高原の植物

日の出直後のオレンジ色の朝日を受けて美ヶ原高原の植物は黄金色に輝きます。

どこにでもあるような、なんてことのない植物ですが、朝日を受けて美しく輝きます。美ヶ原高原に生い茂る木々をバックにするもよし。

モクモクと広がる雲海をバックにするもよし。

普通の植物を撮っても、普段とは違う写真が撮れるのでとても楽しいです。

雲海が広がる美ヶ原高原

雲海は刻一刻と姿を変えているため、撮る度に少しずつ雰囲気の異なる写真が撮れます。そのため、永遠と写真を撮ることができそうでした。全部は見せきれないですが、一部を紹介します。

こちら日の出後すぐのオレンジ色の太陽光を受けて、明るく輝く雲海。そして陰になる部分は暗く深みのある色をしています。このコントラストが個人的にはお気に入りです。

空が明るく青くなってくると木々の緑が映えてきて日の出直度に黄金色に輝いている時とはまた違った良さがあります。

こちらもかなりのお気に入り。太陽が比較的高い位置まで上がり、空は青くなってきた際の1枚。奥の方は濃い雲海が覆ていますが、手前側は部分的に雲海は晴れてきて、地上の村がうっすら透けて見えていました。天空の都市マチュピチュを創造させます。マチュピチュ行ったことないので、あまりよく知りませんが。

雲海・日の出撮影時の注意点

ハチが多い

これは季節によると思うのですが、私の訪れた9月上旬はびっくりするぐらいハチがいました。おそらくミツバチだと思いますが、辺り一面におそらく数十匹はいました。刺してきたりはありませんでしたが耳元でブンブンと飛ぶので、非常に不快でなかなか撮影に集中できませんでした。おそらく私が黒い服を着ていたのもありますが、多少場所を変えてもついてくるので厄介でした。またカメラや三脚も黒いためかなりハチが集まってきていました。多いときでカメラのまわりだけで6匹ものミツバチが止まっていました。虫が苦手な方は服装に注意した上で覚悟を決めて撮影に臨んでください。

時間には余裕をもって

日の出時間より前から空は明るくなり始め、その空が色づいて行く様子が日の出の醍醐味でもあります。そのため、時間には余裕をもって現地に到着して、撮影場所の探索や、機材の準備をしながら、空が色づいて行く様子を眺めましょう。ぎりぎりに行くと私のようにかなり慌てて撮影に臨む必要があり、ミスの原因になってしまいます。

まとめ

今回は長野の日の出スポット美ヶ原高原で一面雲海の中からの日の出を見ることができました。ここまで綺麗な雲海、日の出をみることができたのは初めてだったので、本当に感動しました。

さすがに睡眠時間30分は体の限界でこのあと日中は車内で爆睡しました。