お台場レインボー花火(12月開催) を打ち上げ場所正面から撮影する。

お台場レインボー花火(12月開催) を打ち上げ場所正面から撮影する。

今回は2019年末にお台場で12月の毎週土曜日に開催される「お台場レインボー花火」の最終日に極寒の中参戦してきたので、紹介したいと思います。

お台場レインボー花火開催概要

2019年のお台場レインボー花火の開催概要は以下の通りです。12月の毎週土曜日に開催で、注目すべきは時間がたったの5分間のみという点です。5分はさすがに短すぎて、一瞬で終わってしまいそうです。

開催期間:2019年12月7日(土),14日(土), 21日(土),28日(土)

開催時間:19:00から5分間

打ち上げ場所:「自由の女神」像沖

お台場レインボー花火撮影場所

お台場レインボー花火打ち上げ場所

下記公式サイトにも打ち上げ場所は「自由の女神」沖と鹿」記載されていません。沖と言われても範囲が広すぎて正確な場所はよくわかりません。。。

お台場レインボー花火の写真をガチで撮りたい人たちにとっては正確な花火の打ち上げ場所が非常に重要になってきます。

お台場レインボー花火2019公式HP

実際に行ってから分かった正確な場所は鳥の島と品川台場 第六台場跡のちょうど真ん中あたりの位置で小舟から花火が打ち上がります。

お台場レインボー花火おすすめ撮影場所

今回のお台場レインボー花火の撮影場所はお台場周辺にたくさんあります。その中で私が選んだのはアクアシティお台場の傍にある自由の女神像の横にある半円状の展望デッキのような場所です。

ここの良いところとしては、以下の3点です。

・三脚設置可能

・正面に打ち上げ場所とレインボーブリッジが重なる

・海に浮かぶ屋形船も同時に収めることができる

実際の写真だとこんな感じに見えます。レインボーブリッジん奥には東京タワーも見えます。

お台場レインボー花火の混雑具合

私が上記の撮影場所に到着したのは16時ごろ。すでに三脚がちらほら設置されて場所取りされていましたが、まだまだスペースはある状態でした。

ただこの日は風が強く非常に寒かったので、比較的空いていたようです。というのもこの日はお台場レインボー花火の4回目だ最終日だったのですが、全て見に来ている方の情報だと3回目の21日などはこの時間だと三脚を置ける場所はなくなっているぐらいだったとのこと。おそらくクリスマス前の土曜ということでカップルなど人出が特に多かったのではと予想しています。

こちらは17時時点での写真。花火開始の2時間前ともなるとだいぶ場所が埋まってきました。一見するとそこまで混雑していないように見えますが、最前列の三脚を立てる場所はほぼ埋まっているように見えます。三脚などいらないで鑑賞するだけであれば、2列目でも問題ないと思うので、まだまだ場所はありそうです。

この展望デッキ下にも鑑賞場所はありましたが、こちらも17時時点で最前列はうまりかけています。写真右奥のあたりはまだ三脚を置くスペースがありそうです。

あまりの寒さだったので近くにあるアクアシティお台場のスタバで待機することにしました。余談ですが、多くの人が同じ考えのようでスタバは大混雑でした。電源のある席が空いているかは運次第です。

再び撮影場所に戻ったのは18:30ごろ。これ以上遅いと戻れなくなっていたかもしれません。一気に人が増えてデッキの通路がほとんど人で埋まっていました。かろうじて通れるスペースはあったので、かき分けてなんとか撮影場所に戻れました。

花火開始まではあと30分だけでしたが、強風が吹き極寒の中じっとしているのはかなり体力を奪われました。もっと完全な防寒対策をしてくるべきでした。

混雑具合は変わるということをしっかり頭に入れて余裕をもって訪れるようにしましょう。

お台場レインボー花火写真

早くから場所を取って、極寒に耐え待ちにまったお台場レインボー花火。一番の感想は「一瞬で終わる」でした(笑)もちろん花火は非常に綺麗でした。冬に花火を見ること自体非常に貴重な体験で空気の澄んだ中見る花火は格別でした。

ただ、もう少し時間が長いと良いのにと思ってしまいまいした。あまりに短時間なので、写真を撮っている人間からすると、撮影に忙しいというのが正直なところ。聞けば、以前は10分間だったそう。予算とかの都合なのでしょうか。

5分と時間が短いため、花火が始まってからいろいろと調整している時間はないと思い、できるだけ広角で構え、花火が小さければ後でトリミングすると割り切って焦点距離24mmでセッティングしました。24mmの画角はこんな感じ。かなり余裕をもったつもりですが、結果的にはちょうど良かったです。一番大きな花火はちょうどこの画角でぴったり収まる程度でした。

いかに載せる小さい花火は24mmで撮った後一部トリミングしています。

ほぼ予想通りの構図での写真を撮ることができて満足です。レインボーブリッジがレインボー色にライトアップされているので、花火に負けず存在感がすごいです。

花火とレインボーブリッジの存在感は強すぎて、東京タワーはほぼ存在感がありませんでした。5分間しかないので、休憩などはなく打ち上がり続けます。

下の方に映る屋形船もカラフルで美しいです。ただ、屋形船はシャッター時間を長くするとどうしてもブレてしまうのが悔しいです。なんとかして止めたかったですが、花火に合わせてシャッターを切るのでいっぱいいっぱいであまり屋形船のことを考えている余裕がありませんでした。

予想以上に大きな花火もあり、24mmで構えていて良かったです。寒いといろんなものがより美しく感じるのはなぜなんでしょうか。

あっという間にフィナーレ。最後はお決まりの白飛び。笑 レタッチでなんとかしようとしましたが、ダメでした。一番最後の前に合図でもあればもう少し対策できるのにといつも思ってしまいます。

あっという間でしたが、寒空の中美しい花火を見ることができ大満足です。

屋形船タイムラプス

レインボー花火終了後たくさん集まっていた屋形船が徐々に帰っていく様子を少しだけですがタイムラプスで撮影しました。ぜひご覧ください。

お台場レインボー花火撮影時の注意点

場所取りは2時間以上前から

日によって混雑具合は異なると思いますが、2時間前には到着していないと満足のいく場所は確保できないと思います。

花火開始後に調整している時間はない

花火時間はたったの5分だけです。花火が開始してから調整している時間はありません。ピントや、撮影条件の設定や構図などは前もって終わらせておきましょう。

できるだけ広角で撮ってトリミング

時間がないので、構図を変える余裕もありません。思ったよりも花火が大きくて収まりきらないということは避けたいです。そこから構図を調整すると焦りからピントがずれてしまって、全部ピンボケ写真なんてことも十分あり得ます。そうならないためにも、できるだけ広角で撮ってレタッチ時に割り切ってトリミングするようにしたほうが安全です。

今回の私の撮影場所では焦点距離24mmで下の屋形船をギリギリに入れるぐらいでちょうど大きな花火もギリギリ収まる程度でした。

屋形船は動く

今回の撮影場所のおススメしたいポイントでもある屋形船。但し、屋形船は海に浮かんでいるので、どうしても動いています。花火のように長時間露光するとブレてしまいます。こればっかりは割り切るしかないかと。どうせなら思いっきり横切るくらいに動いてくれれば光跡が線となって良いのですが、中途半端にぶれてしまうのがやるせないです。

寒さ対策は万全に

季節は冬真っ只中ということで、夏の花火の待ち時間とはわけが違います。じっと待っているのは、とにかく寒いです。おまけに海沿いということもあって風が強いことが多く、冬山かと思うくらいの極寒でした。

まとめ

5分だけのために早くから場所取りをして、極寒の中待ったお台場レインボー花火。それでもそれだけの価値は十分にあると思います。

虹色にライトアップされるレインボーブリッジ、東京の夜景、東京タワー、カラフルに光る屋形船、花火をまとめてみることのできるのが、お台場レインボー花火です。なんとも贅沢な花火です。

時間が長くなることを期待して来年も参戦したいと思います。