美瑛の穴場星空スポット「ケンとメリーの木」がおすすめ。

美瑛の穴場星空スポット「ケンとメリーの木」がおすすめ。

先日、北海道美瑛を訪れた際に「ケンとメリーの木」で美しい星空を見ることができたので紹介したいと思います。

ここは日の出スポットとしても優秀なのでこちらも参考にしてください。

ケンとメリーの木の名前の由来は?

ケントメリーの木は美瑛の美しい丘に1本の大きな木が立っている写真スポットです。1972年に日産スカイラインのCMに用いられたことで有名です。

そのCM中の登場人物はケンとメリーだったことにちなんで、ケンとメリーの木と名付けられたようです。

ケンとメリーの木までのアクセス

・JR美瑛駅より車で5分

ケンとメリーの木に駐車場・トイレはある?

駐車場:あり(約50台、無料)

トイレ:なし

ケンとメリーの木での星空撮影

この日私がケンとメリーの木に着いたのは、22時ごろ。到着したときにはすでに満天の星が広がっていました。他に人は誰もおらず静かな夜の中星空撮影することができました。

縦にまっすぐに伸びる天の川が美しいです。

木と道路を挟んだ反対側にはペンションがあります。このペンションは明かりがずっとついているので、星空撮影者にとっては障害になってしまいます。とは言っても一般的には我々写真撮影者が邪魔者だと思うので、仕方がないですが。

この道路は北東方向に延びているため、北東側から南方向に向いて撮ったのが上の写真になります。本当のはもう少し左側(東側)からとることで、ケンとメリーの木と天の川を近づけて撮りたかったのですが、これ以上左にずれることができませんでした。

この木の左側には畑?田んぼ?が広がっており、私有地のため立ち入ることができないためです。

またこの辺りは車通りは多くはないのですが、全く来ないというわけではなく、それなりに通ります。そのたびに車のライトが強烈に入り込み白飛びしてしまうので、注意が必要です。

さらにペンションの右奥には大きな二本の木が生えており、こちらも写真映えする立派な木でした。こちらは方角的にちょうど天の川の下に来る位置で撮影することができました。

帰宅してから調べるとこの二本の木は「親子の木」と呼ばれこちらも写真スポットとなっているようです。

ちなみにこのさらに右側を向くと方角的に北を向くため、旭川の方向になるため、空は非常に明るく、星の見え方は全く違いました。

旭川も相当な明るい街なのだと気づかされました。

また23時過ぎになると1人のおじさん星空撮影に来ました。話を聞くとプロのカメラマンとのこと。ただ、SNS等はやっておらず、政治家の方などに対して、写真教室を開いたり、星空写真を売ったりしているそうです。

実際に写真を見せてもらいましたが、めちゃめちゃ綺麗でした。しかもスタックや2枚撮りは邪道とのことで、一枚撮りが基本とのこと。一枚撮りとは思えない素晴らしい写真でした。

当然当たりは真っ暗なので、そのおじさんの顔は全く分かりません。それでも写真が好きという共通点があるだけで会話は弾み、楽しい時間を過ごすことができました。

これぞ星空撮影の醍醐味の一つであると私は思っています。

ケンとメリーの木で星空撮影時の注意点

・ケンとメリーの木の東側は立ち入り禁止

ケンとメリーの木の東側は一見すると開けていて立ち入りたくなりますが、立ち入り禁止です。夜から訪れた人は分からないかもしれませんが、ちゃん立ち入り禁止の看板もあります。知らなかったでは済まされないので、しっかりとルールは守りましょう。

・南方向を見るとペンションがあり、光害となる。

これはどうしようもありませんが、ケンとメリーの木のすぐ隣にはペンションがあり、ここの明かりはずっとついているので、どうしても写真に映ってしまいます。ここは割り切るしかないと思います。

・車通りがあるため、車のライトで白飛びすることは多々あり。

車通りが多いとまでは言いませんが、時々車が通ることはあるので、その際には写真が白飛びしてしまいます。星空撮影者にとってはあるあるのイライラ原因だと思いますが、この場所で星空撮影する以上は避けれないと思います。

まとめ

美瑛の写真スポットとして有名なケンとメリーの木で美しい星空を撮影してきました。

人も少なく静かに満天の星を堪能することができました。

開けた丘に立つ大きな木は星空にアクセントを加えてくれて美瑛のすばらしさを際立たせます。

ルールを守って美しい星空を楽しんでみてはいかがでしょうか。

またここは日の出スポットでもあるので、星空を見てそのまま日の出を見るというのも1つだと思います。