「ANA ダブルマイルキャンペーン」100万名の当選確率はどれくらい?
コロナの影響で大打撃を受けている航空業界。日本を代表するANAは2020年6月まではプレミアムポイント2倍キャンペーンなどを行っていましたが、2021年の採用活動を中止したりと相当厳しい状況のようです。
私もPP2倍キャンペーンでSFC修行を検討しましたが、結局緊急事態宣言により中止しました。
そんなANAですが新たに「ダブルマイルキャンペーン」を打ち出しました。100万名にあたるということですが、どれくらいの確率で当たるものなのでしょうか。
予想結果だけ見たい方は「まとめ」に飛んでいただければ、結果だけ見ることが可能です。
世間は依然として自粛ムードですが、対策をした上でコロナとともに生活して、経済を回していくことが必要と考えます。
ANA ダブルマイルキャンペーンとは?
- 内容:抽選で100万名にキャンペーン期間中搭乗した国内線の全フライトマイルが2倍になる。
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期間:2020年7月10日~2020年9月30日
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ボーナスマイルの積算時期:2020年10月下旬頃
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キャンペーン参加方法:公式サイトからキャンペーン参加登録を行う必要があります。(ワンクリックするだけなのですぐです。)
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参加登録期限:2020年9月30日 23:59
注意点
参加登録期限:2020年9月30日 23:59
- ANAの公式Webサイトから予約した場合のみ対象になります。
- 2倍になるのは運賃ごとに決まる通常のフライトマイル分のみです。カードやステータスで追加されるボーナスマイルは対象外です。
- コードシェア便に関してはANA便名で予約、搭乗した場合のみ対象です。
- コロナの先行きが見えない状況のため、国や都道府県の対策次第ではキャンペーンが中止になる可能性あり。(2020年7月1日~ 2020年9月30日搭乗分の対象運賃を新規で購入した場合は、最大355日先の便へ手数料なしで変更できます)
キャンペーン登録や詳細は公式HPを参照ください。
ダブルマイルが当選する確率はどれくらい?
このダブルマイルキャンペーン、期間内のすべてのフライトが2倍になるのは非常に魅力的ですよね。たくさん利用しておけば、当選した際のボーナスマイルも大きくなります。
ただ、やっぱり気になるのが、当選確率。たくさん乗っても当たらなければ、何の意味もありません。
100万名と聞くと相当多いとは感じますが、実際どのくらいの確率なのかはよくわかりませんよね。。
正確な数字は分かりませんが、考えてみました。
コロナでどれくらい利用者が減っている?
まず参考になるのが搭乗者数ですね。
ANAの直近の2020年5月の国内線の実績としては
旅客数:204155人(前年比-94.7%)
利用率:25.7%(前年比-43.6%)
恐ろしい下がりようですね。2019年の5%しかありません。
ただ、5月は全国で緊急事態宣言中だったので最も利用者が少ないと考えてもよさそうです。
ちなみに2019年の5月の旅客数は3834920人。
どのくらいの人がダブルマイルキャンペーンに応募する?
続いて2019年の7-9月の旅客実績を見てみましょう。
2019年7-9月の旅客数は12,261,600人
去年だと約1200万人も利用しているのですね。
7-9月は国のGo To Travel キャンペーンもあるので、それなりに旅行者は回復するのかと思っています。仮に2019年の50%まで回復したとしましょう。
またこのキャンペーンはキャンペーン登録した人から抽選なので、家族は1人の応募と考えてよいでしょう。
ビジネス利用と旅行利用を1:1とします。ビジネス利用は1人での利用、旅行利用は仮で2.5人(日本の平均世帯人数)とします。
さらには同じ人が複数回搭乗した数も考慮する必要があります。旅客数の定義が分かっていませんが、一人の人が往復の飛行機を利用すれば2回分カウントされるのでしょう。仮で応募者1人あたり期間中に3回カウントされるとしましょう。
ここまでの前提条件をまとめると以下になります。
- 2019年7-9月旅客数は1200万人
- 2020年7-9月は2019年の旅客数の50%になる。
- ビジネス利用:旅行利用=1:1
- ビジネス利用:1人分で申し込み
- 旅行利用:2.5人分申し込み
- 応募者1人当たり3回利用したとする。
1200×0.50÷(0.5×1+0.5×2.5)÷3 ≒ 114.3(万人)
ここから100万人がダブルマイルキャンペーンに当選するため、確率としては
100÷114.3×100 = 87.5%
となります。
まとめ
コロナの状況が読めないので、分からないことばかりですが、仮に以下のような前提とした場合で、ANA ダブルマイルキャンペーンに当選する確率を求めてみました。
- 2019年7-9月旅客数は1200万人
- 2020年7-9月は2019年の旅客数の50%になる。
- ビジネス利用:旅行利用=1:1
- ビジネス利用:1人分で申し込み
- 旅行利用:2.5人分申し込み
- 応募者1人当たり3回利用したとする。
その結果は「87.5%」
でした。
かなり高い確率で当たりますね。
もちろん前提条件が大きく異なることがあると思いますが、一般的な抽選よりかは高い確率で当たることは間違いないでしょう。
感染対策には十分考慮した上で観光業界を元気づけるためにも旅行を計画してみてはいかがでしょうか?
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