長野の日の出スポット 高ボッチ高原で凍える寒さの中星空と雲海を見てきた。(2018.12.8)

長野の日の出スポット 高ボッチ高原で凍える寒さの中星空と雲海を見てきた。(2018.12.8)

こんばんは、ゆーです。

今回は長野の日の出スポット高ボッチ高原で極寒の中日の出を見て、雲海も見てきたので紹介したいと思います。この場所は富士山、諏訪湖、雲海が同時に見れる、絶景ポイントです。

この記事は前回の野辺山高原の続きの記事になります。

高ボッチ高原とは?

まず「高ボッチ高原」の読み方はタカボッチコウゲン。なんだか正式な名称には思えないですね。長野県塩尻市と岡谷市の間にある針状山と高ボッチ山にある高原で、360度の眺望が開けた山頂からは、北アルプス、諏訪湖、南アルプス、富士山など様々な絶景を楽しむ事ができます。

高ボッチ高原までのアクセス

高ボッチ高原までのアクセスは車のみです。松本市側から行くルートと崖の湯ルートとスカイラインの2通り。どちらにもいえますが、特に崖の湯ルートは傾斜も急で狭いためなかなか大変でした。

ちなみに例年12月ごろになると道路が雪や氷に覆われて危険なため冬季閉鎖されるようです。詳しい時期は塩尻市のホームページに掲載されます。

私が言ったこの日の昼まで崖の湯ルートは台風の災害復旧により閉鎖されていましたが、ちょうど閉鎖が解除されたのをホームページで確認したため、崖の湯ルートを通りました。

事前に確認しておくとよいと思います。

高ボッチ高原の星空

高ボッチ高原までのルートは街灯がなく、車のライトがないと真っ暗です。

この日の日の出は6:38。

AM5:00そろそろ明るくなり始めるのかあという時間帯でしたが、まだまだたくさんの星が空いっぱいに広がっていました。

ちなみに道路は狭く、すれ違いがギリギリなので、狭い道で車を停めてしまうのはやめましょう。また暗いため追突の恐れなどもあり、危険です。

高ボッチ高原の日の出

高ボッチ高原に到着するとちょうど少し明るくなりはじめたところでした。

この日は非常に寒く地面が凍っている箇所も、ちらほらありました。こんなに寒ければ、人も少ないだろうと思っていましたが、甘かったです。諏訪湖と富士山が綺麗に見えるであろうポイントにはカメラマン、もしくは場所取りの三脚がずらりと並んでいました。

撮影のポイントとしてはいくつかあり、場所は広いの人がいっぱいで、どこからも取れないということはありませんでした。

三脚を置いて車で待機という人が多いようです。

雲海は見えませんが、夜景の明かりが綺麗です。ただ、奥のほうに雲が多く富士山は見えません。

だいぶ明るくなってきました。そして富士山が顔を出しました。富士山周辺は雲海が現れています。このころになると日の出はまだですが一部のカメラマンは帰ってしまいました。おそらく雲海のみを狙ってきたため、もう雲海は現れないと考えたのでしょう。

雲海は日の出少し前の最も気温の下がる時間帯に現れると言われているので。始めてきた私からすると雲海が見えなくても十分絶景です。

日の出直前までタイムラプスを撮りました。なぜ直前かというと太陽の出てくる場所が分からず、タイムラプスの構図では太陽が入りませんでした、、、

そして後で確認してみると風で写真がぶれてしまっていました。。。

そして日の出。この頃になると富士山が見えなくなってしまったのが残念です。それでも極寒の中で待っていた分感動はひとしおです。

朝日を受けて光るススキが綺麗です。

高ボッチ高原の雲海

日の出と雲海のコラボが見れなくて帰ろうと後ろを振り返ると、後ろの山々には雲海がかかっていました。

富士山やが日の出とのコラボはできなかったものの、刻々と姿を変えていく雲海を見ることができて満足です。

雲海のタイムラプスはこちら。こちらは綺麗に撮れました。

望遠でも雲海タイムラプスを撮りました。しかし、こちらも風でブレてガクガクしてしまいました。辛い、、、

帰る直前、最後にもう一度富士山方面を見てみると、うっすらと富士山が浮かび上がり幻想的な風景がありました。

不思議な形をした雲も浮かんでいました。

写真撮影のポイント

・望遠レンズは必要。高ボッチ高原での写真として、諏訪湖周辺、雲海、富士山というコラボ写真を目的としている人が多いと思います。そのためには望遠レンズは必須だと思います。富士山は非常に遠いため、広角で取ると写っても非常に小さくなってしまいます。富士山の雄大さを表現するにはやはり望遠レンズです。

・三脚は頑丈なものを。今回の後悔です。高ボッチ高原は標高が高く、山の上なので、風が強くなることが多いです。そのため三脚を使っていても三脚自体が揺れてしまいます。特にタイムラプスを撮る人は要注意。対策としては多少値段が高くても頑丈なものを買うというのが一番でしょう。現状のもので対応するしかない場合は重りなどをぶら下げる、もしくは三脚の足や、首部分をできるだけ伸ばさないようにして、重心を低くすることが重要です。

・寒さ対策はやりすぎということはない。 極寒の地に住んでるような人以外のほとんどの人は自分のできる最大限の寒さ対策をすべきです。私もしっかり寒さ対策しましたがそれでもめちゃめちゃ寒かったです。風があるので顔がどうしても寒かったです。ニット帽やネックウォーマーがあると良いと思います。

まとめ

富士山、雲海、諏訪湖が見れる長野の絶景スポット 高ボッチ高原。1番の目的であった写真は取れなかったものの、十分行った価値のある絶景を見ることができました。

タイムラプスは風でぶれてしまうものが多く残念でした。次はぶれていないものをしっかり取ってこようと思います。

諸々の条件が揃った日にしか雲海富士山は見れないので、なかなか見ることは難しそうだが、だからこそ次こそは見てみたいという気持ちにさせられました。