チームラボボーダレスで幻想的な写真を撮るには水晶玉を持っていくべし。混雑を避けるには?

チームラボボーダレスで幻想的な写真を撮るには水晶玉を持っていくべし。混雑を避けるには?

こんばんは、ゆーです。

今回は、以前からずっと行きたいと思っていた東京お台場にあるチームラボボーダレスに行くことができたので紹介したいと思います。

2020.7.18 コロナウイルスによる営業状況を更新しました。

チームラボボーダレスとは?

チームラボ株式会社が制作するデジタルコンテンツの一つ。東京お台場にあり、インスタ映えすると話題になっています。

デジタルアートということで、光と空間をうまく使い、普段の生活では見ることのできない幻想的な景色をみることができます。

お台場にあるチームラボボーダレスは、「地図のないミュージアム」というテーマの展示になっています。

チームラボの中はまるで別世界

入り口には「境界のない1つの世界の中で、さまよい、探索し、発見する」は大きな看板があり、チームラボボーダレスの世界の始まりです。

いきなり、3つの道に分かれており、そこからは順路などはなく自らの思うように進んでいくのみです。遊園地や、映画が始まる前にもドキドキ、ワクワクするような感覚はありますが、それとは別のドキドキがありました。

3つの内1つを進むと赤い光に包まれた空間に。アートアクアリウムの空間に少し似ているように感じました。


ン内部はかなり暗く、至るところに鏡が設置されており、どこまでが壁なのか、どこに道があるのかわからなくなるほどでした。

こちらは壁にも床にも鏡があり、その境界が分からなくなる不思議な感覚でした。まさにボーダレスそのものでした。

いかにもインスタ映えしそうなひまわり畑もあります。

よくHPなどで見た滝のある空間。この広々とした空間をとらえるには広角レンズが必須です。

それでも人が多いこともあり、思ったような写真が撮れないなと思っていましたが。後々彷徨い続けているとここを上から見下ろすポイントがありました。

こちらのほうが、全体を見下ろすことができ、かつ他の人も小さく映るのでそこまで気になりません。

こちらは豊洲のチームラボプラネッツにもありBUMP OF CHICKENの「アリア」のMVが撮られたことでも有名です。

人は多くいますが、鏡がそこら中に設置されているので、角度などに気を付ければ、周りに他人を移さずに写真をとることはそれほど難しくはありません。

1Fだけだと思っていたら2Fもありました。

2Fには体を動かしたり、子供向けの展示などが多くみられました。

詳細は自分の目で確かめてください。

2時間以上彷徨い続けて、大体の展示は見たと思ったのですが、事前に調べてみたいと思っていた2つの展示が見つかりませんでした。時刻は20時を過ぎており、閉館時間の21:00が徐々に迫ってきて少し焦り始めました。

何度も同じところを通り、ここはさっきも通った。こっちはまだ行ってないか、いや通ったな。などをひたすら繰り返し、、、

ようやく見つけました。ラプンツェルのランタンをイメージさせるランプの森。チームラボといえばこれが有名と言われるほどインスタや、ネットで有名です。

一度に内部に入れる人数は決まっており、入れ替え制になっています。そのため、中で人が多すぎて写真が撮れないということはありません。しかし、1回の時間は体感では数分くらい?とかなり短く感じました。

時間によっては行列になるようなラインが作られていましたが、閉演時間が近かったため、ほとんど並ばずに入ることができたので、連続して入ることもできました。

ただ、入り口のスタッフに「また来たよ」という目で見られるので、そこは注意してください。

何度も入った理由はこのサクラ色のランプの写真が撮りたかったからです。これは3月~5月までの期間限定の色です。

1回の時間が短いため、タイミングが合わないと、見たい色のランプが見れない可能性があるのでご注意ください。

ようやくランプの森を楽しむことができ、残るはあと一つ。残りは20分ほどになっていました。最後の展示は何度も通っていた場所に通路があるのを見逃していました。

見つけたときの達成感は何にも代えがたいものがあります。

霧のようなスモークのようなものを炊き、強い光を当てることで光の筋が見えるというもの。

こちらも閉館間近のため、他に数人いるだけで、ほとんど独占しているような気分になり、優越感に浸れました。

計3時間ほど滞在しましたが、おそらく1通りの展示は見ることができたと思っています。ゆっくり見るなら、かなり余裕を見ておいたほうが良いと思います。

水晶玉との相性抜群

光と空間をうまく使い幻想的な風景を作り出すチームラボボーダレス。

その空間に広がる光を透明な水晶玉に閉じ込めると、一味違った不思議な景色が水晶玉の中に広がっていました。

背景は綺麗な水玉ボケとなり、その水玉ボケを作っている景色を水晶玉が鮮明に映してくれます。

光の筋はボケていてもしっかりと映り、かっこいい写真が撮れました。


床面が鏡になっているので、さらに不思議な感覚を与えてくれます。

これまで水晶玉は夕焼けなどで遊び程度に使うぐらいでしたが、チームラボでは非常に相性が良く、積極的に使いたいと思えるような写真が撮れました。

チームラボボーダレスの写真撮影の注意点

・三脚、フラッシュ禁止

館内はかなり暗いため、三脚やフラッシュを使いたくなりますが、どちらも使用禁止です。そのため基本的に手持ち撮影になるため、ある程度ISO感度をあげるのは避けられないと思います。高感度に強いカメラがあると良いです。

・広角レンズは必須

展示は広い空間をうまく利用したものが多いため、全体を捉えるには広角レンズが1本あると良いです。私はSamyang XP 14mm F2.4の広角レンズを持っていきました。

・明るいレンズ

上述の通り、暗い場所での撮影になるため、ノイズを少なくするためには明るいレンズが必要です。明るいは正義。私はCanon 50mm F1.8を持っていきました。

・混雑を避けるなら19:00~がおススメ

私が行ったのは土曜日でした。平日でもかなりの混雑と聞いていたので、覚悟していきました。しかし結果としては思ったよりも空いていました。館内が広いということもあるとおもいますが、一番は夜ご飯時に行ったという点でしょう。18時頃から入り、この時はまだかなりの人でしたが、19時を過ぎたあたりから、夜ご飯の時間になり、かなり人が減り、ゆっくりと快適に回ることができました。平日に行くことができない人は土日の夜を狙うのがおススメです。

コロナウイルスの影響に関して(2020年7月18日更新)

都内はここ最近コロナウイルスの一日の感染者数が3桁の日々が続き、警戒レベルが最大になっている状況です。コロナウイルスによる営業時間等の影響はどうなっているのでしょうか。

以下は2020年7月18日時点での情報のため、最新情報は公式サイトを確認してください。

チームラボボーダレス公式HP

結論から言うと現在チームラボは感染対策を徹底した上で営業しています。

主な取り組み

  • 事前に入館日時を指定してのチケット購入
  • 館内滞在人数を通常の半分以下。
  • 入館前の検温。
  • 館内の換気を強化
  • 館内に抗ウイルスコーティング
  • 除菌剤使用による巡回清掃。

訪れたことはある人なら分かると思いますが、通常特に週末などはチームラボは相当な混雑です。屋内施設であの環境ではいくら対策しても、対策しきれないと思います。

ただ、通常の半分の人数になるよう調整しているとのことで、少しは安心です。また通常は混雑でどこで撮っても他の人が映り込んでしまうことが多々ありますが、その確率は少なくなっているので、写真という観点では良い写真が撮りやすくなっているかもしれません。

ただ、私個人としてはもう少し待ってからにしようかなというのが正直な感想です。やはり屋内でそれなりの人が密集する空間。お台場という人気の観光場所であるため、どんな人が来ているかも分かりません。

落ち着いたころに再度訪れようかと思っています。

もちろん、行く行かないは個人の自由です。行かれる方は感染対策に最新の注意を払ったうえで楽しんでください。

チームラボを見ての感想

今回チームラボを体験しての率直な感想としては方向音痴には辛い、です。普段の明るい道でも迷うことがデフォルトの私にとって暗い道でさらに鏡などを置かれると、方向が全く分からず、自分がどこから来たのか、一度通った場所なのかなど、全く分からず、迷いに迷いを重ねた状態でした。

9割ぐらい本気の冗談はさておき、もう一度振り返ると、よく考えられているなと感じました。

私が感じたようにチームラボに行った人の多くがチームラボを体験したと言われても違和感がないのではと思います。チームラボはデジタルアートを扱うミュージアムです。通常アートやミュージアムは見ることが目的であり、それは決められた順番にアートを見ていくということで受動的なものになります。

しかし、チームラボではそれらの受動的な要素を減らし、順路をなくし彷徨うことで来場者自らが主体的に能動的に行動する必要があります。

仮に見たものが同じでも受動的に見せられたものと、自ら能動的に行動した結果見たものでは感じ方が全く違います。私自身も自分で見つけたという達成感がありました。

また暗い道で、順路もなく、それぞれの通り道を分かりにくくすることで、テーマの通り彷徨うことになります。それにより、彷徨いながら、新しいものを探す冒険心のようなものを生み出し、実際に新しいものを見つけたときの感動はひとしおです。

今までには経験したことがない幻想的な空間にまた来たいと思える場所でした。