真冬の雪山と化した長野の日の出スポット高ボッチ高原で朝焼けを見てきた。実体験よりスリップ事故に注意!

真冬の雪山と化した長野の日の出スポット高ボッチ高原で朝焼けを見てきた。実体験よりスリップ事故に注意!

こんばんは、ゆーです。今回は1週間前にも訪れた高ボッチ高原で再度朝焼けを見てきました。前回は雲海と富士山と朝焼けのコラボ写真が撮れなかったので、再びリベンジしました。前回の記事はこちら。

この記事はこちらの富士山精進湖の続きになります。

素晴らしい景色は見れたものの帰りにスリップ事故に遭うという体験をしたのでぜひ最後まで読んでください。

高ボッチ高原までのアクセス

今回は前回とは異なり高ボッチスカイラインからアクセスしました。

道幅は崖の湯ルートより少し広く、傾斜も比較的緩やかだったように思います。しかし、唯一にして最大の問題が。山には雪が積もり、雪山と化していました。1週間前に訪れた際は全く雪がなかったのに。冬の山は恐ろしいです。

そんなこんなで予定より少し遅れて高ボッチ高原に到着したのは6時ちょうど。すでに空が少し明るくなり赤く焼け始めていました。

高ボッチ高原での朝焼け

高ボッチ高原に到着して最初に感じたのは、今日の朝焼けは赤く焼ける。

すでに、赤く染まり始め、なにより富士山がはっきりと見えています。雲海は出ていませんでしたが、十分綺麗です。

前回とは異なる場所で三脚を構えます。外は極寒にも関わらず、すでに多くの人がずらりと三脚を構えていました。しかし、この日は雪山ではありましたが、前回よりも風が少なく、なんとか耐えれる寒さでした。寒いことには変わりませんが。

急いで、何枚か撮りました。色鮮やかな空、くっきりと浮かび上がる富士山、朝焼けによって色づく諏訪湖。まさに絶景です。


そしてタイムラプスを撮影しました。今回は太陽自体は諦めて、日の出の光だけを捉える構図にしました。徐々に赤みをましていき、太陽の光が漏れ出して光芒となっていきました。かなり満足のいくタイムラプスになった、はずでした。終わってから確認してみると、全てピンボケしてました、、、辛い。

私はタイムラプスを取る際、基本的にAFがうまく合わなかったりするのを危惧してMFで撮影するのですが、それが仇となりました。

全てピンぼけのタイムラプスをご覧ください。

太陽が出てきて光が差し込む様子は本当に絶景でした。これがピンボケしていなかったらどれだけよかったか、、、

太陽が出てくると同時に雲がかかり始めましたが、それもまた幻想的で素晴らしい景色です。

雲海タイムラプス

前回も撮った雲海のタイムラプスを似たような構図で撮りました。それでも、日が変われば雲の動きは全く異なり、違った景色を見せてくれるので飽きません。今回はブレずに撮ることができました。

タイムラプスの醍醐味は普段みることのできない時間経過による動きです。それには雲の動きがベストです。

高ボッチ高原での雪景色

1週間前来た際には雪は全く積もっていなかったのですが、1週間で立派な雪山に。

最近では都心部では雪が積もるということ自体少ないので雪の写真は貴重です。

朝日を受けてきらきらと輝く雪。


小さな雪玉がアクセントになります。

光と影

スリップ事故(実体験)

ここからがある意味今回のメイン。

素晴らしい景色に満足し、山を下りる最中に事故は起きました。帰り道も当然雪道のため徐行しながら慎重に進んでいました。もう少しで雪道が終わるというとき、急カーブを曲がり切ろうとしたそのとき、道路が完全に凍結しており、ハンドルの操作が一切効かなくなってしまいました。スタッドレスタイヤは全く効果なしでした。

どうすることもできず、滑っていきそのまま壁に衝突。なおも滑り続けて、横向きに反転して後ろ向きになった状態で側溝にはまり停止。

一瞬でしたが、壁にぶつかるのが分かったのに何もできないのは恐怖でした。このとき焦っていたのであまり覚えていませんが、おそらくハンドル必死に操作しようとしたり、旧ブレーキを踏んだりしていたと思います。

しかし、これは逆効果のようです。スリップした際は数回に分けてゆるくブレーキを踏むのが良いとか。無知の怖さを痛感しました。ただ、これを知っていたとして、あの状況で冷静に対処できるかは非常に疑問ですが。自動車側に自動補正する機能を付けてほしいものです。

側溝にはまったので、レンタカー会社に連絡して、レッカー車に来てもらい釣り上げてもらいました。

怪我は何もなかったのですが、車の方は大きく凹み、修理代として5万円とられました。万が一のことを考えて補償は手厚くしていたのですが、今回のような自損事故は保証外とのこと。

高い出費でしたが、雪道の怖さをしるという勉強代だと思って受け入れるしかありません。

非常に怖い体験をしましたが、自身の怪我は何もないこと、不幸中の幸いとしてまわりに歩行者、対向車等が何もなかったこと、また近くに崖等がなかったことが挙げられます。

一歩間違えば、自身が死んでしまったかも、また殺人犯になっていたかも、と思うとさらに恐ろしいと思うとともに、命があってよかったと思いました。

また余談ですが、今回の事故で一番印象に残っているのが、壁にぶつかった際の音。イメージとして、車の事故はガシャーンというような比較的高めの音が出るものだと思っていました。しかし、スピードが遅かった影響もあるかとは思いますが、非常に低く鈍い音でした。

まとめ

高ボッチ高原で見事な朝焼けをみることができました。

朝焼け、富士山、諏訪湖、雲海、雪景色と1つの場所で様々な景色の写真を撮ることができます。

しかし、帰り道にスリップ事故に。

写真好きにとって絶景のためなら、多少過酷な環境でも見に行くと考えていたのですが、命あっての写真です。安全は第一に考え、雪道での運転は控えようと思います。

同じような体験をする人がいないことを祈るばかりです。