野辺山高原で満天の星空を眺める。詳細な写真スポットを紹介。
今回は長野の星空スポットとしていや、日本の星空スポットとして有名な野辺山高原に行ってきたので紹介したいと思います。
私は夕焼け、朝焼けと同じくらい星空が好きでよく1人で天体観測にいきます。ただ星空となると都会からはなれて田舎の方へ行く必要があるため、頻度が少なくなりますが今後も紹介していきたいと思います。
野辺山高原とは?
野辺山高原とは八ヶ岳の裾野にある高原で、主に野辺山駅周辺の地域。
標高は1300m程度で、国立天文台野辺山宇宙電波観測所があるなど天体観測に適していることが分かる。
またJR野辺山駅はJRの駅の中で日本一標高が高い駅。
野辺山高原までのアクセス
JR野辺山駅はあるものの星空を見る夜に行くころには公共交通機関は止まってしまいます。
そのため、車で行くしかないでしょう。
車を持っていない私はレンタカーを借りて行きました。
やはり写真を趣味にすると車は必須ですね。
野辺山高原のどこで星空が見える?
今回天体観測する前に少し調べたのですが、野辺山高原が星が綺麗という情報は多いのですが、野辺山高原のどこが綺麗なのかという情報があまり出てきませんでした。
よく見たのは「少し歩けばどこでも見れます」といったコメント。そうは言ってもどこか教えてほしいものです。
あまり情報はありませんでしたが、国立天文台と八ヶ岳ふれあい公園を候補地として向かいました。
しかし、実際に行ってみると、なぜどこでもといったコメントが多いのか分かりました。
標高が高く空気が綺麗な上に街灯などもほとんどないので、どこでも星空が綺麗に見えました。ただそれでは意味がないので、参考までに私が訪れた場所を以下に紹介しようと思います。場所の名前などなく適当に動いたので曖昧な部分は多いですが。
野辺山高原の星空撮影スポット
まずはじめにレンタカーで「野辺山高原」と調べて道案内してもらいました。
その途中で急に道が真っ暗になり、見渡しの良い場所があったので、車を止めました。
おそらくは下の地図のあたりだったと思います。
まわりが暗くてよく見えませんでしたが、おそらく周りは畑のようなものでした。
空を見上げると満天の星空が待っていました。
しかし写真で撮ってみると意外に雲で覆われていました。これでも普段は絶対にみることのできない数の星をみることができました。
そして野辺山高原まで来ても山の奥に光害はあるようです。方角を正確に覚えていないですが、東京の光なのでしょうか。
この光害が気になったので、他の場所を探すことに。続いて当初の目的である国立天文台に。ナビに案内してもらい駐車場につきました。駐車場からでも星は綺麗に見えます。
駐車場からでも星は綺麗に見えます。
しかしネットでよくみたパラボラアンテナがどこにあるのか分かりませんでした。。。
地図上でも天文台のすぐ近くにいるのですが、どこから見えるのか分かりません。調査不足でした。
天文台自体は夜は入れないはずなので、敷地外から見えるポイントがあると思っていたのですが、、、とにかく周囲が暗いのであきらめることにしました。
それからとにかく暗そうなところを探して移動してみることにしました。
この辺りにくると住宅がいくつかある程度でかなり暗くなりました。
周りは真っ暗なのでよく見えませんでしたがおそらく畑のようで見通しも良いです。
まさに絶景でした。やはり冬の星座といえばオリオン座。冬の大三角もしっかりと見えています。
広角レンズのSAMYANG XP14mm F2.4で撮るとかなり広い範囲を撮れます。オリオン座が小さく見えるほど。
大きな木が堂々と佇んでいました。誰も周りに誰もいなかったのでこの絶景を独り占めできました。やはり雲はありますが、非常に綺麗で感動しました。
この時の気温は‐3℃でしたが、寒さも忘れるような美しい星空でした。
野辺山高原での星空タイムラプス
タイムラプスも少しだけ撮りました。
雲が空全体を覆うようになったので移動することにしました。
次にもう一つの目的地である、八ヶ岳ふれあい公園に向かうことに。ナビの検索にでてこなかったので、ポイントを指定して移動したのですが、明らかに道ではないところを進むように指示されるなど、非常に苦労しました。
結局自力で試行錯誤して時間はかかりましたが、たどり着くことができました。
正しい行き方はよくわかりませんでしたが。
ここは池があるため、池に反射した星空が見えるかと期待していたのですが、依然として雲が多く、ほとんど星が見えなくなってしまいました。
やはり自然の神様はきまぐれです。だからこそ、見れた時の感動は大きいのですが。
野辺山高原での星空撮影時のポイント
・三脚必須
星空はシャッタースピードを長くして撮影する必要があるので、ブレ防止のために三脚は必須です。
・広角レンズも必須
当たり前ですが、空は広いです。空いっぱいに広がる星空を写そうと思うと広角レンズが必要不可欠です。
・寒さ対策は万全に。
これは最も重要です。野辺山高原は標高が1400m近くあります。そのため、他の場所よりもかなり寒いです。冬の雪山だと思ってもよいぐらいです。実際、私は真冬だと思ってかなり防寒対策はしていきました。上はヒートテック2枚、ウインドブレーカー、防寒パーカー、フリース、ダウンジャケットの計6枚。下はヒートテック2枚、ウインドブレーカー、防寒パンツの計4枚着ていきました。
寒さを忘れる景色と書きましたが、やっぱり寒いものは寒いです。タイムラプス撮ってじっとしているとかなり冷えました。ここがポイントで、じっとしているのと、動いているのとでは全く違います。
普段何気なく歩いていますが、実はエネルギーを消費して熱発生させているのです。そのため、いざじっとしていると、予想以上に体が冷えてくるのがすぐわかるはずです。
カイロを持って行ったり、少しでも良いから体を動かすというのも一つ手だと思います。
・星空予想にはGPV気象予報
やはり一番気になるのは今晩の星空がどうなのか、雲無くきれいな星空が見えるのか?だと思います。天気予報では晴れていたのに、夜は雲だらけというのはよくあることです。その予想に用いていそんな時はGPV気象予報がおススメです。1時間ごとの雲の動きを予想してくれますので、自分の目標の場所の雲の様子をかなりピンポイントで調べることができます。
まとめ
日本で有数の星空スポット長野 野辺山高原で満天の星空を満喫することができました。
標高が高く、空気が澄んでいるため、星空がよく見え、かつ冬場はそれ故にかなり寒くのるので、天体観測する人はかなり少なく、独り占めできました。
しっかり寒さ対策をしたら、一度は訪れてほしいです。
期待を裏切らない星空が見えて満足です。
- < class="aperture">Aperture:ƒ/2.5< class="focal_length">Focal length:14mm< class="iso">ISO:400< class="shutter_speed">Shutter speed:105.3s
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